H3ロケット7号機打ち上げ成功
H3ロケット7号機打ち上げ成功
2025年10月26日9時00分15秒に種子島宇宙センターからH3ロケット7号機の打ち上げが行われました。
H3ロケット7号機の打ち上げの様子 -JAXA公式YouTube
ペイロードには新型宇宙ステーション補給機「HTV-X1」を搭載、規模の大きなペイロードのため、H3ロケットシリーズで最も打ち上げ能力が大きい「H3-24W」形態(LE-9エンジン2基、固体ブースタ4本、ワイド型フェアリング)が投入されました。「H3-24W」形態での打ち上げは初めてとなります。
HTV-X1は打ち上げ後14分後に軌道投入され、H3ロケットは2号機以来5回連続の打ち上げを成功させました。
新型宇宙ステーション補給機「HTV-X1」とは
HTV-X1は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担った「こうのとり」(HTV)の後継機です。
「こうのとり」と比べて輸送能力は約1.5倍の約5.8tに拡大、積み込める荷物の種類が増え、打ち上げ直前の荷物の搭載にも対応、より柔軟な輸送能力を持った補給機となります。
また、ISSへの補給任務だけではなく、小型衛星の放出や宇宙太陽電池の実証実験などが行われる予定です。