最後のH-IIAロケット・50号機の打ち上げ成功

最後のH-IIAロケット・50号機の打ち上げ成功
H-IIAロケットの打ち上げは2024年9月以来約9カ月ぶりで、今回が最後の機体となります。
ペイロードには温室効果ガスなどの観測を行う「いぶきGW」が搭載され、打ち上げ後およそ16分後に軌道投入が行われました。
H-IIAロケット50号機打ち上げの様子
H-IIAロケットは2001年に初めて打ち上げられて以降、気象衛星「ひまわり」シリーズ、「はやぶさ2」、「みちびき」などの打ち上げを担い、日本の宇宙開発における主力ロケットとして長期に渡り活躍してきました。
また、唯一失敗となった6号機以外は打ち上げを成功させており、50号機を含めた成功率は98%と、極めて高い信頼性・安定性を誇っているのもH2-Aロケットの大きな特長です。
H-IIAロケットの引退後はH3ロケットが後継機となります。